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先日、所属する団体の忘年会があった。 例によって、挨拶、乾杯、懇談、(ゲーム)などで終始。 それにしても、大いに飲みかつ食べて、一年を振り返りつぎの年への抱負を語り合う。 ノミニケーションという古い言葉を敢えて言うならば、まさに飲むことはメンバー相互の意思の疎通に大いに役立つことは間違いありませんね。 酒好きにとっては、願ってもないことだろうし、かといって下戸でも一年の〆となる忘年会は何をさておいても出席するのが常だ。 これを書いている本人は、決して飲める方ではないのですが、雰囲気は大好きです。 そこで仲間と杯を注したり注されたりで、普段より量を過ごすことになり、 時には翌日、頭をかかえることもあるのです。 ![]() 「白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒は静かに飲むべかりけり」という有名な短歌があります。 私が知っている若山牧水の唯一の「酒の歌」〜季節が今とは少しずれていることをお許し頂くとして〜 明治43年 数えで26歳の時の作品です。 牧水のことも殆ど知らないのでネットで調べてみました。 勿論、牧水の生い立ちから生涯を語る積もりはありませんが、何でも300近くの酒の歌を作ったことに興味を持ちました。 相当な酒好きだったようですね。 また、本当に好きだったから300句近くの出来たのでしょう。 ![]() 「今度の九州旅行は、要するに大酒ぐらいの私としての最後であった。とにかく思いおくことなく飲んできた。 揮毫をしながら、大きな器を傾けつつ飲んだ。また、別に宴会なるものがあった。 一日平均二升五合に見積もり、この旅の間(五十日)に一人して約一石三斗を飲んできた、と数字に示されたときは、さすがの私も、ものが言えなかった。」 (大正十三年の九州旅行にて) なんていう記録があるそうです。 自分も驚いた程の酒量と言ってます。 それに、旅先ではその地の酒、いわゆる地酒を飲んだとか。 皆でわいわい楽しむこともあったが、一人で静かに飲むことが好きだったそうです。 「白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒は静かに飲むべかりけり」の短歌が出来た背景が分かったような気がします。 それにしても、長野県小諸市でこの名歌を作ったということですが、とても美味しいお酒があったのでしょうね。 しかし、牧水はお酒を飲み過ぎて、肝臓を壊し昭和三年九月十七日、四十三歳という若さで亡くなってます。 若山牧水のお酒の歌を少し並べておきましょう。 酒のためわれ若うして死にもせば 友よいかにかあはれならまし 夜為事のあとを労れて飲む酒の つくづくうまし眠りつつ飲む 鉄瓶のふちに枕しねむたげに 徳利かたむくいざわれも寝む 妻が眼を盗みて飲める酒なれば 惶てて飲み噎せ鼻ゆこぼしつ それほどにうまきかと人のとひたらば なんと答へむこの酒の味 酒ほしさまぎらはすとて庭に出つ 庭草をぬくこの庭草を 牧水については下記のホームページを参照してください。 http://www.bokusui.jp/ みなさん、シーズンとはいえお酒はほどほどに!! |
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