うさぎおいしい思い違い

いろんな集会で歌う歌の定番になっている曲がある。
  うさぎおいし かのやま
  こぶなつりし かのかわ
  ゆめはいまも めぐりて
  おもいいずる ふるさと
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これまでにも書いたが、同窓会では最後に全員で歌ってお開きとなる。
何とも言えない良い感じがあとあとまで残る。

ご存知のように1914年(大正3年)の尋常小学唱歌の第六学年用で発表されたこの曲は作詞者・高野辰之、作曲者は岡野貞一であるとされている。

多く歌われるのは、この歌を通じて、多くの日本人が、それぞれの故郷の光景や家族に思いをめぐらせ、歌の持つ情感に共感できることにあるようだ。

ところで、北朝鮮による日本人拉致問題の支援者団体(救う会など)が開催する集会では、この歌を日本人拉致被害者の早期帰国を願って参加者全員で歌唱することが通例となっているそうだが、皆さんはご存知だろうか?
私は未だ見たり聞いたりしたことがない。報道にも接していない。
私の関心の濃淡の問題かも知れないが--

きょうのテーマは日本人拉致問題ではなくて、思い違いのことである。

同級生のある人が言っていた。
長年、「兎の肉が美味しい」という意味だ思っていたというのだ。
え~!
なんで?!

理由を質してみたが、本人もなぜだかよく分からないが、歌を覚えたとき ひらがな ばかりの歌詞だったからではないか、と言っていた。
う~ん!

そういえば、楽譜についた歌詞をみると殆ど ひらがな で書いていますね。
勿論、歌うときは歌詞の意味をしっかり理解して、想像して歌うのが筋だが、幼少のみぎり であれば致し方なかったのかもしれない。
半分同情したが、本人は実際に兎の肉を食べたことがあったのだろうか。

兎追ひし かの山
小鮒(こぶな)釣りし かの川
夢は今も めぐりて
忘れがたき 故郷(ふるさと)

歌の中身をそれぞれ自分個人の故郷や人の思いに替えて歌っているからこそが、場所と時代を超えて歌い継がれている訳なのだろう。

PS あなたにはどんな思い違いがありますか?
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この記事へのコメント

N・G
2008年09月16日 22:05
「うさぎおいし」の思い違いは、飛行機事故でなくなったあの向田邦子さんが随筆に書いていましたよ。
この思い違いは多くの人がしているようです。こどもには文語体の文はわかりにくいですからね。
「仰げば尊し」の「今こそ別れめ」を「…分かれ目」と思っている大人が今でもいるんじゃないかな。
「今別れむ」を強調して「さあ、今お別れしましょう」の意であることを正しく理解している人の方が少ないかも。

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