ベースボールそのⅡ~(セピア色の野球Ⅱ)

三角ベースの野球をご存じないだろうか?
私たちの年代の男は知っていることだろうし、
熱中した人も多かったと思う。
画像

簡単に言ってしまえば、
野球の四角のベースをホームベース、一塁ベース、
それに三塁ベースを直線で結んだ3角形の枠を
作ったものとでも言っておきましょう。

四角に比べて利点があるのです。

先ず、場所をとらないこと。
本塁から一塁、三塁の角度を自由に変えることが出来る。
空き地の広さにあわせて、設定できるのです。

なにより、集まっただけの仲間で遊ぶことができた。
人数の多寡によって三角の角度を変えたりもした。
守備側の人数が多ければ、枠を任意に広げて
参加出来る人数を調整出来たのでした。

これこそ、狭い場所で遊ぶ方法の一つだった。
近くの公園でもよくやっていた。
大人達は特に文句をつけるわけでなく
見ていて呉れた。


少し、記憶があやふやだが、
ボールは布製でしかも自分達で作ったものだった。

また、軟式テニスの古い球を使っていたように思う。
これだと、グラブなどはなくて、できるのでした。

いずれにしても、全て素手から始めたように思う。

ピッチャー振りかぶって剛速球、とはいかない。
ボールが布であり、軟式庭球のボールで有る限り、
コントロールも付かずへにゃへにゃ球になる。

そこで、開発(?)した投げ方が、ソフトボール軟投、
つまり、下から投げ上げるやり方。

現在の日本女子ソフトボールの上野投手のような
剛速球は,ファーストピッチという投げ方なのだが、
ソフトボールのもう一つの投球法、スローピッチ
という決められた投げ方に似ているといえば、
分かりやすいかも知れない。

バットを使わずに、手のひらでボールを打つのが
本来の三角ベースだといわれているようだが、

私の記憶では、バットらしきものも使ったことがある。

ただ、バットは勿論正式なものはなく、適当な棒きれ、
または竹の丸太などを代用していた--
いやいや、代用というよりもそんなものしか
手に入らなかったと言った方が良いのかも知れない。

今思うに、ボールを遠くに飛ばしたいという気持ちが
バットを握らせたのかも知れない。


それやこれやのやり方を考え出して遊んだ。

終戦後の、野球道具のない子ども達が編み出した、
とものの本にあったが、まさに私などもその口だ。

もっとも、三角ベースに似た遊びはアメリカでもあったようだ。

更に、現在、三角ベース協会なるものもあって、
いろんなルールを作って行っているそうだ。

それほどまでにして野球(らしきこと)をしたかったのは何故だったのだろうか?

*参考になる動画があります。
興味のある方は覗いて見て下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=1ah_hpQytq0

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この記事へのコメント

宝塚のコーちゃん
2012年08月27日 22:31
だいぶつさん三角ベース野球の歴史綴って頂き有難う御座います。本当に狭い公園、空き地で皆好きなプロ野球選手になったつもりで夢中でボールを追いかけたものです。今ではテレビ観戦だけです名古屋近郊に居た頃はドラゴンズ、関西にきた7年前からタイガースファンです。ソフトバンクの今宮選手も陰ながら応援しています。野球はいいですね・・。
だいぶつ
2012年08月27日 23:13
宝塚のコーちゃんさん、記憶が薄くならないうちに、と書いているのですが、少しずつ続けようと思っています。
さて、私が所属するチーム(古希)は今月30日から、暑さの為休んでいた練習を開始する旨、連絡が回って来ました。現在、実技が出来る体調ではないのが、残念です。

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